入学祝いに添えるメッセージは贈る相手によって書き方や内容、表現が変わりますが、基本的な構成には大きな違いはありません。

この記事を参考に、入れるべき内容や注意すべきポイントを押さえておきましょう。

入学祝いに添えるメッセージの基本的な構成は以下の通りです。

• 挨拶
  入学祝いを贈るのは３月下旬や４月初旬になりますので、時候の挨拶を入れると書きやすくなりますね。
• お祝いの言葉
  素直に入学を祝う気持ち、合格を祝う気持ちを伝えれば良いのですが、第一志望に合格できず、落ち込んでいる場合もあります。
  その辺りにも考慮して書くように気をつけましょう。
• 本文
  本文には特に決まりはなく、自由に書いて問題ありません。
  親御さんに書く場合は小さい頃の思い出や成長を喜ぶ気持ち、本人に書く場合はこれから始まる新生活を応援する気持ちを伝えるのもいいでしょう。
• 贈り物に関すること
  「ささやかですが、お祝いとして〇〇を贈ります」のように書きます。
  選んだ理由や願いなどがあれば、書き加えるのもいいですね。
• 結びの言葉
  ご家族の健康を願う言葉や次に会う機会を楽しみにしている旨を伝えて結ぶといいでしょう。

お祝いを贈る相手が親しい間柄であれば、多少くだけた書き方でも問題ありません。

小学校の入学祝いは親御さんに贈る場合が多いので、メッセージは誰に宛てて書いたら良いのか悩んでしまいがちです。

こういう場合は親御さんと子どものそれぞれにメッセージを用意するといいでしょう。

親御さんへのメッセージは

• 子どもの成長の喜びや将来への期待の気持ちを書く
• 教訓など、説教めいた表現には気をつけて、素直にお祝いの気持ちを書く
• 必ずしも希望する学校に入学するとは限らない点に考慮する

といった点に気を付けて書きましょう。

子ども宛てのメッセージも注意点は親御さんへのメッセージと同様ですが、子どもでも理解できる言葉遣いでシンプルな言い回しにすることが大切です。

基本的にはひらがなを使用し、漢字を使う場合はふりがなを付けましょう。

高校生や大学生になれば、やりたいことや具体的な将来の目標も見えてくる頃ではないでしょうか。

部活を頑張りたい人、受験を頑張って見事難関校に合格した人、将来の目標に向かって勉学に励んでいる人、これから目標を見つけていく人と、それぞれが色々な想いを胸に、新しい学校生活をスタートさせていくはずです。

入学のお祝いの言葉と共に、成長を喜ぶ気持ちや今後の学校生活を応援する気持ちを言葉にして書くといいでしょう。

高校生になれば自立心も芽生え、大学生ならもう十分大人です。

相手の年齢に応じて子供扱いは避け、あくまでも一人前の大人へ向けたメッセージにするのも大切ですね。

この年頃になれば本人に向けたメッセージを贈るのが一般的ですが、子どもを一人前に育てたねぎらいの気持ちも込めて、親御さんへのお祝いのメッセージも贈ってみてはいかがでしょうか。