いざメッセージカードを書こうと思っても、なかなか気の利いた文章は出てこないもの。

簡潔な文章だとしても、相手を思いやる素直な気持ちを書けば受け取る相手には伝わるものです。

文例やマナーを参考にして書いてみましょう。

まずは贈り先との関係別で、出産祝いのメッセージ文例集を紹介します。

何を書いたらいいか困った時は参考にしてみて下さいね。

【親族の方へのメッセージ】

ご出産おめでとう。
心ばかりの品を贈ります。
良ければ赤ちゃんと一緒に使って下さい。
母子ともに無事に出産したと聞いて、本当に安心しました。
慣れない事が多く大変かとは思いますが、困った事があれば何でも相談して下さいね。

【友人へのメッセージ】

出産お疲れ様！そして、おめでとうございます！
○○も赤ちゃんも無事だと聞いて、とても安心しました。
子育ては大変かもしれませんが、きっと可愛い笑顔に元気をもらえるのではないでしょうか。
落ち着いたら、また遊びに行きますね。
赤ちゃんに会えるのを楽しみにしています！

【目上の方へのメッセージ】

この度は、ご出産おめでとうございます。
母子とものご健康を確認でき、安心いたしました。
本日は心ばかりですが、お祝いの品を贈らせていただきます。
お子様の健やかなご成長と、ご家族の健康を心よりお祈り申し上げます。

基本的に、出産祝いのメッセージには決まった書式はありませんが、いくつか意識しておきたいポイントがあります。

• お祝いの気持ちを伝える
• 「親しき仲にも礼儀あり」で丁寧に
• 相手の体調や家庭を気遣う（母子共に健康な事を確認してから送りましょう）
• ブラックジョークは控える
• 子育ての仕方を押し付けるようなメッセージは送らない
• 相手への負担を考え、長文になり過ぎないように

このあたりに気を付けて、お祝いの気持ちを素直に相手に伝えられるような文章を書くといいですね。

また、「流れる」「消える」「薄い」「終わる」「苦しい」と言った、苦労や苦しみを連想させる「忌み語」の使用は避けるようにしましょう。

最近ではネット通販で出産祝いを選び、そのまま直送してもらうという場合も多いかと思います。

ネットのギフトショップでは無料でギフトカードの印字サービスをしているところも多いですので大変便利です。

メッセージカードのデザインも豊富で、可愛らしいものもたくさんありますので一度見てみるのもいいでしょう。

ただ、こういった便利なサービスが溢れる現代だからこそ、テンプレートの文例や印刷された文字ではなく手書きで自分の言葉で書いた方が温かみがあって、より相手にお祝いの気持ちが伝わるものかもしれませんね。

ネット通販で直送する場合でも、別途手書きのメッセージカードを送ってもいいでしょう。

また、メッセージカード無しで品物だけ送るのはやはりそっけない印象です。簡単でもいいので、用意して下さいね。