結婚祝いを贈るタイミングは、結婚式に招待されたか、されていないかという違いによっても異なってきます。 直接伺ってお渡しするのが正式なマナーですが、現在は様々な贈り方がありますので贈る時期にも注意が必要です。
結婚祝いを贈る時期について
結婚祝いを贈るタイミングは、結婚式に招待されたか、されていないかという違いによっても異なってきます。 直接伺ってお渡しするのが正式なマナーですが、現在は様々な贈り方がありますので贈る時期にも注意が必要です。
直接、手渡しする場合
本来、結婚祝いは大安や先勝といった吉日の午前中に相手の自宅に伺い、直接手渡しするのが正式なマナーとなっています。
結婚の報告を受けたら式の1~2カ月前から遅くとも1週間前までにお渡しするようにしましょう。
最近では午後3時までで構わないとされていますが、先方の都合を優先させます。
正式な作法としては、金品に水引をかけて祝儀盆にのせ、ふくさをかけて紋入りのふろしきに包みます。 さらに綿の唐草か寿のふろしきで包みます。
玄関で綿のふろしきを取り、座敷に案内されたら 「本日はお日柄もよろしく、おめでとうございます。ご子息様のご結婚のお祝いを持参いたしました。どうぞ、御受納下さい。」 と、お祝いを持参した挨拶をし、紋入りのふろしきを取ってお祝いを差し出します。
友人同士でなくてもこのように形式的になる機会はあまりないかもしれませんが、参考にしてみて下さい。 伺う時は長居はしないなど、相手の都合を考えるようにして下さいね。
郵送・宅配で送る場合
結婚祝いは直接持参するのが昔からのマナーではありますが、生活習慣の変化した現代ではなかなか難しいですよね。
現在では結婚祝いを郵送でお届けするのも一般的になっています。
郵送する場合も挙式の1~2カ月前から遅くとも1週間前までには送るようにしましょう。
結婚式に招待されていない場合は、挙式前に贈ると相手が招待していない事を気にしてしまう場合もあるため、避けた方がいいでしょう。
こういう場合は挙式後、相手が落ち着いたころに贈るのがいいですね。 新婚旅行から帰宅している頃に届けられればベストです。
間が空きすぎても良くないので、挙式後2~3週間以内には贈るようにしましょう。
郵送する場合はのし紙やメッセージカードを添えるのを忘れずに。
挙式当日渡しはNG?
結婚祝いの当日に現金を持参し、ご祝儀として渡すのは一般的ですが、品物を贈る場合は当日に持参するのはやめておきましょう。
挙式当日は披露宴の細かい備品などの荷物も多く、とてもバタバタするものです。
当日に品物を渡してしまうと荷物がかさんでしまって相手にも迷惑になってしまいますし、例えかさばらないものであっても当日のごたごたに紛れてしまい、何かの手違いでせっかくのプレゼントが本人の手に渡らないという事も十分あり得ます。
先方にとっても、挙式前にお祝いをもらっているのであれば当日に直接お礼をいう事が出来るのでありがたいものです。
当日に持参していいのはご祝儀(現金)のみです。 覚えておきましょう。
この記事に関係するお勧め商品
マナーサイトカテゴリ