何かしらの理由があって香典返しを辞退する場合でも、相手を困らせたり、不快な思いをさせたりしないような配慮が必要です。今回の記事を読んで、失礼の無い対応や辞退の方法をしっかりと押さえておきましょう。
香典返しを辞退したい場合
何かしらの理由があって香典返しを辞退する場合でも、相手を困らせたり、不快な思いをさせたりしないような配慮が必要です。今回の記事を読んで、失礼の無い対応や辞退の方法をしっかりと押さえておきましょう。
香典返しを辞退する時
香典返しとは、香典をお供えした参列者に対する喪主・遺族からの感謝の気持ちを表す行為です。中にはせっかくの気持ちを断ってしまって良いものかどうか、悩んでしまう方もいるかも知れません。香典返しを辞退する主な理由としては
などが挙げられます。このような理由があれば、香典返しを辞退するのは決してマナー違反ではありません。事実、香典返しを辞退するケースは年々増えていると言われています。ただし、辞退する場合でもしっかりとマナーを守ることが大切なのはもちろんのこと、通常は香典返しを受け取るのが一番良いという事も覚えておきましょう。
香典返しを辞退する場合
様々な理由があって香典返しを辞退する場合、実は特別決まったルールはありません。しかし、香典袋の裏面に香典返しが不要である旨を一筆書き添えたり、受付で伝えたりする方法が一般的とされています。
具体的な文面としては「誠に勝手ながら、香典返しのお気遣いは謹んで辞退させていただくお願い申し上げます。」などと書き添えれば問題ありません。香典袋の中にお返しが不要である旨を記載したメモを同封する方法もありますが、喪主や遺族の方が見逃してしまう可能性もあります。
何かしらの理由で香典袋に直接記載できない場合は、香典をお渡しする際に口頭で伝えておきましょう。口頭で伝える場合には「何かと物入りでしょうから・・・」と相手を気遣う言葉を添えてもいいですね。
他にも香典返しを3000円以下にしたり、連名で香典を渡して一人頭の金額を抑えたりすることで香典返しを辞退する方法も見られます。しかし、相手によってはどう対応したら良いのか悩ませてしまう場合もありますので、記載や口頭で香典返しが不要であることをしっかりと伝えておくのが確実な方法と言えるでしょう。
香典返しを辞退された場合
参列者が香典返しを辞退された場合、喪主・遺族はどのように対応すれば良いのでしょうか。辞退されたのに香典返しをしてしまうのは相手の気持ちに背く事になりますし、相手が何かしらの理由で受け取りを禁止されている場合はかえって迷惑をかけてしまうかも知れません。
それでも、どうしてもお返しをしないと気が引けてしまう場合はお中元やお歳暮、会食への招待など、別の機会に贈り物をして感謝の気持ちを伝えてみてはどうでしょうか。
また、お返しを辞退された場合でも、香典を頂きっぱなしで何もしないのはマナー違反。忌明けにきちんとお礼状・挨拶状を送るようにしましょう。
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