挙式後の慌ただしい中で結婚内祝いの準備をするのはなかなか大変です。 今回の記事は「つい、うっかり」を防止するのに役立つかと思います。 マナーをしっかりと押さえて、きちんとした結婚内祝いを贈ってくださいね。
結婚内祝いのマナー
挙式後の慌ただしい中で結婚内祝いの準備をするのはなかなか大変です。 今回の記事は「つい、うっかり」を防止するのに役立つかと思います。 マナーをしっかりと押さえて、きちんとした結婚内祝いを贈ってくださいね。
やってはいけない事
結婚内祝いに関する、やってしまいがちなマナー違反をまとめました。贈る前にもう一度確認して下さいね。
1. 縁起の悪いものを贈る
切れもの、割れもの、ハンカチのように縁起が悪いとされているものや、櫛、肌着、目上の人に履物などのように、贈り物としてふさわしくないものは避けましょう。
2. 現金を贈る
基本的に現金は避けるべきだと考えられています。 商品券も現金として捉える人もいるので気をつけましょう。
3. 頂いたお祝いに対して高すぎる、又は安すぎる品物を贈る
お返しは半返しが基本となっています。 贈る相手によっては3分の1から全返しという事もありますので、一般的な相場は把握しておきましょう。
4. のし紙を掛けずに贈る
結婚内祝いまでは「結婚式」という行事の一部です。 お返しの品にのし紙を掛けるのは正式なマナーです。
5. お礼状を付けずに贈る
結婚内祝いはお祝いして頂いたお礼のあいさつの為のもので、品物はあくまで気持ちです。 品物だけ贈って挨拶もお礼もなしでは本末転倒ですよね。
6. 贈り忘れる
お祝いを頂いたら、贈り忘れがないようにお名前や日付、金額などをしっかりとリストにしておきましょう。
のし掛けの種類と表書き
結婚内祝いでは紅白の水引で結んだ「結び切り」を使うのが定番です。 結び切りは一度結んだらほどけないことから、一度だけで良いお祝い事に使用されます。
何回も結び直せる蝶結びの水引は結婚のお祝いでは使用しませんので注意して下さい。
のし紙の表書きには「寿」または「内祝」とするのが定番です。
下段には新郎新婦の姓のみを書く場合と、姓を書いた下に新郎新婦の名前を2列にして書く場合などがあります。
右に新郎の名前、左に新婦の名前を書くのが一般的ですが、地域によって書き方が異なる場合もありますので、心配な場合は事前にご両親に相談してみるといいでしょう。
郵送する場合の注意点
現在は結婚内祝いも郵送で贈るのが主流になっています。 とても便利な反面、直接お顔を拝見できない分、しっかりとマナーを押さえておきたいところです。
贈る相手も出張や旅行で長期間留守にしていたり、日中は外出がちなどそれぞれ事情があります。 日持ちのしない生ものなどは避けるなど、可能な範囲での配慮が必要です。
また、結婚内祝いはのし紙を掛けるのが正式なマナーです。 郵送の場合は配達中に傷がつかないように、品物にのし紙を掛けた上から包装する「内のし」で贈るようにしましょう。
お礼状やメッセージカードを添えるのを忘れないように。 お祝いを頂いてからお返しをするまである程度期間がある場合は、まず先にお礼状だけ送っておくと相手も安心ですね。
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