冠婚葬祭の贈り物ではついつい気になってしまう「金額の相場」。 もちろん大切なのは感謝の気持ちですが、相手に失礼にならないように、金額に関する考え方や目安を知っておいても絶対に損はありません。 一緒に見ていきましょう。

あくまで目安ですが、出産内祝いの相場は、出産祝いとして頂いた金額の半額～3分の1程度と言われています。 職場関係であれば、部下や後輩には多め（半額）、上司や目上の方には少なめ（1/3）にお返しするのという事も押さえておきたいポイントです。

また、ご両親や年配の方からは高価な贈り物を頂くこともあります。 「身内だからそんなにかしこまる必要はない」というケースもあるでしょう。 そんな場合は自分の出せる予算の範囲内で選べる品物を贈れば問題ありません。

関係性を考慮した上で、お手紙やメッセージカードで、お祝いを頂いた事に対する感謝の気持ちを伝えれば、相手も喜んでくれます。 あまり高価なお返しを贈るのも、相手にとって負担になってしまったり、かえって失礼にあたってしまいます。

多くても半額を超えないように気を付けて下さいね。 迷ってしまう場合は1,000円～3,000円位の品物を選べばいいでしょう。

ベビー服に限りませんが、出産祝いを品物＋現金で頂くというケースもあるかと思います。 この場合も品物のおおよその金額＋現金を合わせた額の半額～3分の1を目安にお返しすればいいでしょう。

品物の金額が分からない場合はネットで調べれば大体の商品の値段は調べる事が出来ますので参考にして下さい。 ベビー服ならブランド名で検索してみるといいでしょう。

「お返しは半返し」とよく耳にすることはありますが、大切なのは感謝の気持ちです。 どうしても金額を気にしてしまいがちですが、贈った相手が喜んでくれる品物を選び、しっかりとお礼の言葉を添える事を忘れないようにしましょう。

会社の同僚一同からまとめて出産祝いを頂いた場合は、こちらもまとめてお返しすれば問題ありません。 個別に頂いた場合と同じように、頂いた金額の半額～3分の1程度を目安に品物を選びましょう。

休憩の時に職場の皆さんで分けて食べられるような、小包装されたお菓子の詰め合わせがまとめて贈る内祝いとしては定番です。 普段より質の良いコーヒーや紅茶のセットも喜んでもらえます。

帰省して出産したという場合は、地元の銘菓を贈るというのも自分ならではの素敵な贈り物としてオススメですよ。

早く食べるよう相手を急かしてはいけませんので、生菓子や生鮮品など、日持ちのしないものは避けた方が無難です。 お祝いを頂いた方全員にちゃんと行きわたるだけの個数が入ったものを用意して下さいね。